2020年の主な動き

2020年10月9日 薬学部1年次生早期体験実習

帝京平成大学の1年次生4名が当院にて早期体験実習を行いました。

病院薬剤師の仕事全般についての座学の後、内服薬、注射薬の調剤、服薬指導の実習を行いました。長期実務実習を行っている5年次生が実習の指導にあたりました。

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・実習生Yより
内服薬の調剤を教えました。2人とも呑み込みが早く、疑問に感じた事は積極的に質問してくれたため、指導に困ることはありませんでした。服薬指導を見てもらうため、1年生を病棟に案内したところ、病棟内の事や他職種連携の仕組みについて関心をもってくれたので指導していて手ごたえを感じました。

・実習生Oより
内服薬の調剤や注射薬の輸液のボトル詰めの体験をしてもらいました。はじめて見る輸液のボトルや分包機に関心をもってくれて、教え甲斐がありました。病院実習で普段行っていることを1年生に教えていくことで、自分の頭の中を整理できたような気がします。今日行ったことが病院での薬剤師の仕事について考えることに役だってくれるとうれしいです。


2020年7月1日 馬原医師による勉強会

当院にて、馬原先生よりCT画像の見方と脳病変の読み取り方について講義していただきました。

普段薬局では見ることのない画像所見ですが、実際に目で確認することで、病態の理解を深めることができました。

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●実習生より1
これまでの処方解析や症例検討で目にしてきた疾患名の中には、組織がどのような状態になる疾患か、きちんと理解できていない疾患もありましたが、CT画像の原理・画像のコントラストが示すもの・組織がどのような状態であるか実際のCT画像から説明して頂き、勉強会を通して理解することが出来ました。

薬剤師は患者さんに安心かつ安全に医薬品を使用して頂くために、医薬品に関する最新の知識・技術を学ぶことはもちろん、患者さんの状態を知るために疾患の特徴や検査結果が示す内容を理解しておくことは、臨床の現場においてとても重要です。

画像の読み取りなどは苦手意識のある部分なのですが、患者さんにとって最善の治療を提供できる薬剤師を目指して、克服していけるよう頑張ります。(実習生 長瀬緋音)

●実習生より2
勉強会では、CTの仕組みなどの基本的なところから教えていただき、実際の患者さんのCT画像を見比べて、脳の異常をどのように読み取るのかを学びました。医師の先生から直接教わる機会はなかなかないので、わかりやすくてとてもいい経験になりました。

急性の脳出血や脳梗塞が原因で脳に病変が起き、CT画像で確認できるようになるにはある程度時間がかかるため、脳梗塞直後の画像診断は難しいことを知りました。また、医師が見たいものを見やすくするために、放射線技師が画像の明るさや撮影角度を細かく調節していると聞き、医療連携の大切さを感じました。

薬剤師は、薬のスペシャリストであり、医師の最強のパートナーとして患者さんを支えていかなければなりません。薬のことだけでなく、患者さん一人一人の病態をきちんと知っておくことは、最適な治療を提供する上で非常に重要だと思いました。(実習生 佐藤夏津)

2018年の主な動き

2018年11月19日 病院実務実習

薬学部5年生が訪れ、今年度3期の実務実習を行っています。

<2週間目の感想>
学校で習ったことと現場では違いが多く、毎日めまぐるしく活動しています。そのため気づいたら夕方ということもよくあります。それでも臨床現場でしか身につけられない患者さんとのふれあいや、リアルの忙しさ、他の職種との連携などを間近に感じて吸収していきたいと思います。

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2018年10月5日・19日 早期体験学習

帝京平成大学の薬学部1年生それぞれ4名ずつ、早期体験学習を行いました。病棟薬剤師、情報提供、委員会活動などを説明したあと、注射、内服調剤の作業を行ってもらいました。病院薬剤師の仕事に興味を持ち、5年生時長期実習の役に立ててほしいと思います。

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2018年1月18日 病院実務実習

薬局では、本年度から3期も長期薬学実習生を受け入れています。インシュリン製剤にはどのような種類があり、どのように使い分けるかを学びました。さらに、インシュリン自己注射の服薬指導ができるように、デバイスの実技研修を行いました。

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2017年の主な動き

2017年10月6・13日 早期体験学習

2017年10月6・13日、帝京平成大学の薬学部生を6名ずつ受け入れ、1年生早期体験学習を行いました。病院薬剤師の仕事の一端を知り、興味を持ってもらえれば幸いです。

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2017年5月22日 病院実務実習

2017年5月8日より、2名の薬学生を迎え病院実務実習を行っています。

5月22日には、当院にて月曜日に「物忘れ・神経内科外来」で診療している、東京医大准教授の馬原医師に講師を願いして、実習生と一緒にパーキンソン病・パーキンソン症候群、レビー小体病の病態と、その治療薬について勉強しました。

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2017年2月25日

薬局ではポリファーマシー(必要以上に多種の薬が処方されている多剤併用)の解消に積極的に取り組んでいます。

2017年1月より、薬剤総合評価調整管理料の算定を始めました。


2017年1月27日 新人ご挨拶

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薬剤師 岩澤松芳

2016年6月より2階一般病棟担当の薬剤師をしております岩澤と申します.

早いもので、本日で165日目の病棟業務となりました。毎日が勉強、修行です。

お前はいったい何をしているんだ、一体何者なんだ、病棟業務ってなんだ?という方がおられるでしょう。薬剤師=調剤という図式が一般化していますが、2012年卒業の薬剤師は6年間教育となり、私も6年制一期生ですが、私の業務はほとんどが患者様の処方決定にかかわるものです。

例えば、薬物の血中濃度をコンピュータでシミュレーションし、最大に効果を発揮し、副作用が出にくいお薬の量を設定します。

ほかには、常に病棟をラウンドし、患者様の様子やバイタルデータを取得し、処方された薬がしっかり効いているか、副作用が出ていないか、常にモニターしています。入院患者様の平均年齢は86歳前後なので成人の一般的な服用量に設定してしまうとほとんどが過量投与になってしまうのです。

毎日、患者様が笑ってくれるのが楽しみでがんばっています。

2016年の主な動き

2016年10月7・14日 早期体験学習

2016年10月7・14日、帝京平成大学の薬学部1年生8名ずつ、1年生早期体験学習を行いました。

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2016年7月22日

薬学実務実習生4名が無事11週間の実習を終了しました。

2016年6月より

病棟薬剤実施加算1業務をスタートしました。

2016年4月1日より

後発品医薬品体制加算1を届け出ました。

2015年の主な動き

2015年10月9日・23日 早期体験学習

2015年10月9日・23日、帝京平成大学の1年生が3人ずつ、早期体験学習を行いました。

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